1,000万円借りられる? キャッシング・カードローンの最大限度額について調べてみた
もち乃です。
今日は借金に関するちょっとした調べ物について書きますね。
とある出来事
昨日電車に乗っていた時に、ある車内広告が目に留まりました。
「1,000万円まで借りられる。」
借金持ちにとってはどうしても気になっちゃうワード…。
多重債務者になってから、それまで全く興味のなかったローンとかキャッシング系の情報に自然と反応するようになってしまいました。
もちろん私は現時点ですでに毎月返すのに苦労するほどの借金を抱えているので、これ以上お金を借りようと思ったわけではありません。
というか、リボ天なので審査に通らないため貸してもらえません。
ただ自分がお金を借りていると、どうもそっち方面の仕組みがどうなっているか知りたくなるもんなんですよね~。
しかも、「今借りている条件より楽になる方法はないか」とかの実際に役に立ちそうなことだけじゃなくて、借金に関わることなら幅広く目に入って来るんです。
淡々と返済していくだけなら必要ないことまで、今は無駄に知っている気がします。
お金の知識だから知っていて損はないかもですが、出来れば縁がないままでいたかった!
キャッシングってそんなに借りられるの?
で、冒頭の広告なんですが、よく見てみたらジャパンネット銀行のネットキャッシングについてのものでした。
最近は銀行のキャッシングやカードローンが盛んに宣伝してますね。
「総量規制」というルールで消費者金融だと貸せる金額が制限されてしまうので、規制対象外の銀行の勢いが増しているみたいです。
私がこの広告で気になったのは、「1,000万円」という金額。
何となく個人で借りるキャッシングとかカードローンって限度額数百万円のイメージがありませんか?
4ケタ万円となると、もはや住宅ローンの範疇という感じで。
そんな金額、家買う以上に借りることあります?
個人事業主が事業資金で借りるとかならわかるけど、これ会社員向けですよね。
まぁ何に使うかなんて余計なお世話な訳ですが、なんか金額にインパクトがあったので気になっちゃったのでした。
というわけで、この「1,000万円」ってキャッシング・カードローン界では一体どれ程のものなのか? について調べてみました。
興味ある方はお付き合いください。
銀行系キャッシング・カードローンの最大限度額
- みずほ銀行カードローン(コンフォートプラン)
金利3.5~14.0% 最大限度額1,000万円
※より金利の低い「エグゼクティブプラン」あり
- 三菱東京UFJ銀行カードローン バンクイック
金利1.8~14.6% 最大限度額500万円 - 三井住友銀行カードローン
金利4~14.5% 最大限度額800万円 - りそなプレミアムカードローン
金利3.5~12.475% 最大限度額800万円 - 新生銀行カードローン レイク
金利4.5~18% 最大限度額500万円 - ジャパンネット銀行ネットキャッシング
金利2.5~18% 最大限度額1,000万円 - 東京スター銀行スターカードローン
金利1.8~14.6% 最大限度額1,000万円
大手の主要どころをさらっと見てみるとこんな感じでした。
まず三大メガバンクでもこんなに違いがあることにびっくり。
足並み揃ってるのって最大金利くらいじゃないですか?
銀行に限らず業界トップ3とかって、どうしても商品やサービスでそんなに差がつけられないイメージだったんですけど…。
金融系って規制とかしがらみなんかでどうにもならないところとかあるんでしょうか。(完全に憶測)
それとも今ちょうど競争の途中で、そのうち近いところに収束していくのかな?
それはいいとして、今回の調査の目的である「最大限度額1,000万円」に関してですが、ジャパンネット銀行が飛びぬけて高いわけではないものの、業界最高額であることは分かりました。
一社「最高1,200万円」をうたっている銀行(住信SBIネット銀行MR.カードローン)がありましたが、同行の住宅ローン残高があることという条件付きで一般的な利用者にはなかなか当てはまりづらいため除外しました。
あと、大手の中でも毛色の違うゆうちょ銀行は独自のローンやキャッシングは行っていないようで、代わりにスルガ銀行の商品を紹介しているみたいでした。
この辺なんか色々深い闇がありそうですけど(なんでスルガ銀行?とか)、詳しくないのでとりあえずスルー。
他にも地方銀行などでもちらほら上限1,000万円設定のカードローンありましたので、気になる方はお住いの地域の銀行を調べてみるのもいいかもです。
最大限度額って大事なの?
好奇心の赴くままにひととおり調べておいて何なんですけど、キャッシングやカードローンにとって最大限度額って重要な要素なんでしょうか?
まとまった額が必要な人にとっては、借りられる金額が多い方が助かることは確かです。
でもご存知の方が多いと思いますが、こういった借金の類って事前の審査で借りられる金額が決まるんですよね。
いくら銀行のカードローンが総量規制対象外だからと言って、銀行も貸したお金が返ってこないと困りますから、実際にはその人の支払い能力を大きく超えたような金額までは貸してもらえないはず。
基本的に融資額は収入に応じて設定されるため、最大限度額1,000万円も借りられる人って相当な高収入の人に限られるってことになります。
最大の難関は審査
それでも例えば200万円借りたい場合、最大限度額200万円と1,000万円の2社に申し込んだら後者の方が通りやすそうな気がしちゃいますが、どうでしょうか。
これも銀行によって審査の厳しさに違いがあるようなので、一概に言えないんじゃないかと思います。
借金に関わることって、この不透明な「審査」ってやつがあるので厄介ですよね。
銀行も消費者金融も利率の低さや申し込みの簡単さ、融資の速さなどなど色々なメリットを提示してますが、結局好条件と思って申し込んでも審査が通るか分からないんですから。
自営業やアルバイトの方や、勤続年数の少ない方など属性に不安のある場合は、最大限度額などよりも審査の通りやすさを気にしてみても良いのかもしれません。
借り入れは慎重に!
借金まみれの私が言うのもおこがましいですが、最後に注意喚起を。
今やインターネットで簡単にキャッシングの申し込みが出来る時代です。
軽い気持ちで借りてみようかなって思うこともあるかもですが、返す見込みがあるかよーく考えてからにしたほうがいいです。
毎月がんばって稼いだお金が利息に消えていくのはつらいよ!
みんな気をつけて!
おしまい。