過食症を克服した私がたどり着いたダイエットの考え方 「ストレスを貯めない」がやせる近道です!
もち乃です。
きのう半分ギャグのつもりで借金とダイエットを絡めた記事を書いてみたんです。
そしたら火がついてしまったのか全然書き足りなくて不完全燃焼だったので、ダイエットについてもう少し書きます。
ホステスにはダイエットがつきものということで(?)、お付き合いいただけると嬉しいです。
もち乃流ダイエットの極意
さて、私は今でこそやせ型ですが元々はそんなにやせてもいなかったので、ダイエットで苦労もたくさんしてきました。
単品ダイエットとか流行りものに乗ってみたり、バカみたいなことをいっぱい試してもちろん全部失敗…。
そんな私が考えるダイエットに効果的なテクニックは、
とにかくストレスを貯めない
に尽きます。
ダイエットのストレス
よく「女の人は恋をするとキレイになる」って言いますけど、実際好きな人ができるだけでやせることってよくあります。
あれって「好きな人に太ってると思われたくなくてやせようとする」って人もいるでしょうけど、「気付いたらやせてる」の方が多いんじゃないでしょうか。
気がついたらその人のことを考えて時間が経ってるし、可愛いと思われたくて「新しい服を買おうかな? どんな感じの服がいいかな? どこの店に行こう?」と色々考える。
服を買ったら「合わせる靴もないと! 今はどんなのがトレンドなんだろう? あ、バッグもいる!」
それから「髪型ももっと可愛くしたいな~、あとメイクはどんなのが好きかな?」…なんて調べたり買いに行ったりしてたらどんなに時間があっても足りません。(お金もやたらかかる)
そんな風に意識が完全に「好きな人」絡みの方に持っていかれているので、食欲は二の次になってしまって食べ過ぎることがなくなるんだと思います。
しかもその集中して考えることの多くが「見た目を磨くこと」なので、結果的にやせるだけでなく全身が美しくなってしまう、と。
最高ですね!
ただこれには大きな問題があって、長続きしないんですよね。
恋愛が成就して彼との関係が継続していても、その内自分を磨く方の情熱は冷めていってしまう…。
次々と新しい恋をしていけばいいのかもしれませんけど、そううまくいくもんじゃないですしね。
何が言いたいのかというと、ダイエットを忘れることがダイエットの最も重要なポイントだということです。
逆説的なようですが、これって本当に大切。
恋をした瞬間のような感じでうまいこと食欲から意識をそらさなければいけません。
お菓子をガマンしようとするのって、ストレスが溜まって絶対にリバウンドするのでダイエットには逆効果ですよね。
そこに労力を使うんだったら、何か時間を忘れて夢中になれることを探す方がよっぽど効果的だと思います。
それが飽きないものであるというのが大切であり、難しいところなんですけど。
長続きしないと結局ダラダラと意識が食欲の方に戻ってしまうので、やせている状態も一時的なものになりがちです。
仕事のストレス
ダイエットの大敵は「食欲をガマンする時のストレス」だけではありません。
私は会社員時代、仕事のストレスでずっと過食に悩み続けてました。
毎日帰宅してから気持ち悪くなるまで食べないと気が済まないんです。
食べていたものもコンビニ弁当の後にケーキとかスナック菓子とか体に悪いものが多かった。
良くないことはもちろん分かっているんですけど、くたくたになって帰ってきてまた明日も朝から仕事かと思うとドカ食いせずにいられなかったんですよね。
完全に食べることでストレス発散してました。
その割に何食べてもあんまりおいしく感じないし、いくら食べても全然満足しないんだから意味不明です。
太りたくないからやめたいんですけど、どうしてもやめられなくてそれがさらにストレスになる悪循環におちいるし。
とはいえ、嘔吐まではしなかった(気持ち悪くてもどうしてもできなかった)ので、過食症としてはそこまで深刻なレベルまではいかなかったのがまだ救いかもしれません。
でもお酒が好きだったらアル中まっしぐらだったと思うので、やっぱり仕事のストレス恐るべしですね。
結局、色々なことがあり疲れ切って会社員を辞めたら、すっかり過食はなくなってしまいました。
しばらく仕事をしていない期間はもちろん、ホステスとして働くようになった今もです。
(今は借金を返さなければいけないので、そもそも過食してるような経済的余裕がないですけど!)
私はオフィスワークのような仕事で毎日時間に追われて過ごすストレスが、過食につながりやすいタイプなのかもしれません。
今している夜の仕事だって大変だしストレスはもちろんあるんですけど、明らかに違う種類のストレスだという実感があります。
会社員だった時のあの追い立てられるような逃げ場のないような感覚は、思い起こすだけで息がつまりそうになる…。
仕事のストレスが過食の原因になっている場合、うまく解消しないといつまでたっても悩み続けることになります。
仕事をしながら何か自分に合ったストレス解消法が見つかるのが一番ですけど、どうやってもダメな場合は最悪仕事を変えることも選択肢に入れた方がいいかもしれません。
過食は続けているとどんどん悪化することがあるし、生死に関わる事態にもなるような病気なので甘く見ずにきちんと対処した方がいいです。
その他のストレス
私は大学に入学した時も過食で太った経験があります。
実家を出て一人暮らしを始めてしばらく経った頃、慣れない生活に精神のバランスが不安定になってしまって…。
友だちも出来たばかりだし、誰にも打ち明けられなくて本当につらかったなー。
まぁこれはストレスといってもちょっとした揺らぎみたいなものだったので、1年生の冬の間くらいだけでいつの間にか元の体形に戻ってましたけどね。
ともかく食欲っていうのはちょっとしたストレスなんかでも簡単に刺激されてしまうものなので、それを自覚して意識的にストレスを避けることがダイエットには不可欠だということです。
まとめ
なんだ精神論かよ!って思った方、そうです。
ダイエットは精神のコントロールが出来て初めて成功するものだと思います。
栄養学とかエネルギー代謝の構造とかそういう知識は、精神論に加えてダイエットの両輪にはなっても、精神論の先に立つものではないはず。
その証拠に次々と新たな理論のダイエット法が流行っては廃れていきますが、どれも効果は一時的なものにすぎません。
結局食欲がコントロール出来てなんぼ、ってことです。
ダイエットのためじゃなくても、人生を豊かなものにするために自分が夢中になれることを見つけるって素敵なことですよね。
そうやって毎日を楽しんで過ごしていると、過剰な食欲は起こりづらくなり、適切な量の食事をおいしく食べることができます。
目指すところは「好きなことに熱中して、ストレスを貯めない」状態です。
現実の社会はなかなかやっかいなので、降りかかるストレスからうまく逃れるにはそこそこ頑張る必要がありますけどね。
私は今や、「いかにストレスを貯めないか」を最優先課題にして日常を送っているくらいです。
どうせ労力使うなら、問題を根本から解決できることに使いたいですもん。
以上、へなちょこホステス流ダイエット術でした!
おしまい。