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フラれ続ける女たち ホステスになってモテない君の気持ちが分かるようになりました…

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もち乃です。

ホステスやキャバ嬢といった水商売の女の子って、お客さんにしつこくされてうまくあしらうのが大変…みたいなイメージありません?

私はこの世界に入る前、そっちの面倒臭さの方を想定して心の準備なんてしてたんですけども、実態は少し違ってまして。

確かにしつこい方をかわす苦労もあるにはあるんですが、それを上回るほどの苦労があるのです!

それは、お客様に拒絶されること!!!

ホステス・キャバ嬢にとって営業活動は必須

飲み屋の女をやっていて、何にもしないでお客が付いてくれるほど世の中甘くはないわけです。

自分からガツガツ売り込んでいかないと覚えてももらえなかったりします。

「私の良さを分かってくれる人だけ来てくれればいいや」とかいうスタンスでいると、間違いなくやってけません。

そんなお客さんが一人二人いたところで、それだけじゃ商売になりませんから。

選り好みしてる場合じゃなくて、なんなら「私のこと絶対タイプじゃないだろこの人」みたいな方にも果敢に挑むぐらいの意気込みが必要です。

そうじゃないとお客さんが全然呼べないんです。

もちろん女の子の営業能力によって呼べるかどうかは変わってきますけど、入れ食いみたいなことは考えづらいので初めはみんなそこそこ苦労してると思います。

お店も女の子の成績をきっちりチェックしてシビアに見ているので、結果の出せてない子は容赦なく扱いが悪くなったりします。

ナンバー制の場合は露骨に順位が公表されて、お給料にもはっきり差が出るはず。

あまりにひどいとすぐクビ切られたりとか。

私のいる店はノルマもないし、「自分のお客さん」という形では働いていない(店のお客様のお相手をするというスタンス)んですが、やっぱりお客さんは呼ばなきゃいけません。

「ノルマないんだから別にいいよね~」なんつって余裕こいて全く営業かけずにいたりすると、たぶん徐々に干されてその内店から「来なくていいわ」って言われることになると思われます。

(その前に店からのプレッシャーがすごいので、その時点で嫌なら女の子から辞めてますけど)

女は受け身でいればいい?

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こういう商売じゃない一般の恋愛だと、口説くのは男性からというのがなんとなくのセオリーですよね。

「えーあたし全然自分からいくけどなー」っていう女の子も勿論いるでしょう。

最近は男子が草食女子が肉食なんて言いますし。

でもまぁ一般論としては、やっぱり「男性がアプローチして女性がリアクションする」形が多いかなと。

私もずっと思いっ切りその「一般論タイプ」でやってきていたので、自分から男性を口説きにかかるってことをほぼしたことがありませんでした

別に特にモテるタイプでもないですけど、若い女の子ならそれでそこそこ恋愛してこれちゃうんですよね。

しかも私は「自分(私)に興味のない男の子にはこちらも興味が持てない」という好みの持ち主のため、気のない男の子を一生懸命追いかけるみたいな切ない経験もなくて。

言い寄ってきてくれる男性が気に入らなければ、女子会であーだこーだネタにしたり随分上から目線でした…。

自分はそういう苦労をしないで済んでるんだからいい気なもんです。

とにかくフラれまくる

そんな私も今やホステスの端くれなので、受け身でなんていられません。

何とかお店に来てくれるお客さんを作らないと!

同伴にも行ってもらわなくちゃ!

それでお客様にアプローチするわけですけど、まーうまくいきません。

連絡先聞いてもごまかされたり嫌な顔されたり…。

お客様も普通の女性に連絡先聞かれるんなら悪い気はしないんでしょうが、聞いてるのがホステスやキャバ嬢となるとかなり警戒されてしまって。(そのセンサー正しいです!)

頼み込んでいただいた連絡先にメールしても、返事をもらえないことも多いし。

私なんてこの仕事始めるまで連絡先を聞かれて困ったことはあっても逆はなかったですから、「攻める方はこんな思いをしてるのか!」とまさに衝撃でした。

人間やっぱり拒絶されると傷つきますね

よっぽどの超絶イケメンとか大金持ちでない大半の男性は、これを乗り越えないと恋愛できないのかーと思うとクラクラしてきます。(大げさ?)

まぁでもそんなことをいちいち気に病むのはほんの初めだけで、割とすぐ慣れちゃって打たれ強くなっちゃうんですけどね。

そもそもこっちも本当に好きで口説いてる相手じゃないですし…。

話している時の手応え的に内心「こりゃダメだな…」と思った方でもお店やママの手前、連絡先聞かないわけにいかないみたいな時もあったり。

なので上手くいかなくても「そういうもんだ」って切り替えてかないとやってられません。

拒絶の先にあるもの

ホステスやキャバ嬢もただただフラれ続けているだけではありません。

そうやって数打っているうちに、少しずつ来てくれたり同伴してくれるお客様が付いてくるようになります。
(というかそのために数打ってるわけで)

私みたいなへなちょこホステスでも、数えるほどながらそういうお客様ができました。

情けない思いもたくさんしましたけど、打たれ強くなるのも悪いことじゃないですかね。

これも人生経験ってことで、図太くやって食べていくのだ!

世のモテない君たち、一緒にがんばりましょう!(余計なお世話?)

 

おしまい。

 

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