銀座ホステスの借金返済ブログ

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440万円の借金返済と夜のお仕事について

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私が440万の借金を背負うことになった理由(後編)

手で顔を覆う女性


もち乃です。

中編からの続きです。
これまでのお話はこちら

www.shakkinhostess.com

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シストレの続き


トラリピ、シストレ24と挑戦しては諦めてきた私が次に目を付けたのはこれです。

ここでついにやらかしてしまいます。

某ナンピン自動売買プログラム

メタトレーダーというFXのチャートソフトにEA(自動売買プログラム)を入れて運用するもの。

 

トレードスタイルはナンピン!

そう、はじめに取ったポジションと相場が逆行した場合にさらにポジションを追加して戻りを待つという、アレです。

 

一般的にはナンピンってやっちゃいけないと言われていますが、そのEAはバックテストは破綻なしで毎月結構な利益を上げていて公開後も順調ということだったので、ウキウキで運用開始しました。

基本的にロスカットは無しなので毎月利益しか上がりません。

ほんとに想定した通りに資金が増えていくのでいい気分でした。

 

大きく下落するチャート

 

が、始めてから1年後に…破綻しました

2014年秋の「黒田バズーカ」と言われる日銀の追加緩和で強烈な円安の動きにひとたまりもありませんでした。

バックテストでは一度も破綻なしと聞いてましたが、そんなの何の保証にもならないんですよね~。

調子に乗って複利で運用していたので、元本以上の損失が出てしまいました。

 

しかもすっかり信用して資産の大半をつぎ込んでいたので、ほんとに痛かった…。

数日食事がのどを通りませんでした。

 

大損失の後の迷走


ナンピンEA破綻のショックでしばらくの間変になってたと思います。

バイナリーオプションの怪しげな商材で一発逆転で損失を取り返そうとしてさらに100万くらい負けたり、異様に厳しいFXの裁量トレードを指導するクラブに入って2か月くらい頑張ったもののついていけずフェードアウトしたり…。

 

その後もいろいろ試すものの、ついに…

割れたガラス


気持ちもだんだん落ち着いてきたあたりで、低リスクで確実にトレードしていこうと心に決めました。

でも、そのトレードに使っている口座でルールとは全然違うドル円の買いポジションを建ててしまったんです。

当時は2015年の初め頃で1ドル116円~118円くらいだったんですが、まだまだ円安になると言われていて120円台後半も目指せるとかいう話までありました。

そのため、もっと円安になったところで売れば結構な利益が得られると安易に考えたわけです。

結局、その後は125円台まで行ったもののそれ以上は上がらなかったのですが、もっと円安になると思った私はポジションを持ち続けました。

それどころか125円から122円まで下がったところでさらに買いポジションを追加する始末…。

 

そして2016年になってみると情勢がすっかり変わってどんどん円高になってしまい、最終的には100円を切るところまで大暴落したので、ひとたまりもなく強制ロスカットとなりました。

資金の大半をつぎ込んでいた口座をまた飛ばしてしまったのでした。

メイントレードのついでに少し利益の上乗せができれば…と軽い気持ちでしたことでこんなことになるなんて。

自分の軽率さを痛いほど思い知りました。

 

なぜFXの損失でクレジットカードの借金が出来たのか?

私の借金はクレジットカードのショッピング枠の利用分です。

 

FXで口座を飛ばしたからといって、なぜクレジットカードのキャッシングではなくショッピングの借金が出来るのか?というと…。

ナンピンEAの時もドル円でバカなポジションを持った時も、使っていたのが海外のFX業者だったんです。

海外の業者だと入金がクレジットカードで出来るところもあるんですよね。

 

もちろんはじめのうちは手元に資金がある状態で入金するので、翌月カードの請求があっても支払うことができます。

でも強制ロスカットされそうになっている状態だと、もう資金がない状態なのになんとか口座をもたせたい一心でカードの限度額まで入金してしまって、結局強制ロスカットになるとカードの借金だけが残る…ということになってしまって。

私は持っているカードすべて限度額まで使ってしまいました

 

多重債務者の誕生


大変長くなりましたが、こんなわけで私は440万円の借金を背負うことになったのです。

毎月少しずつしか返済できないため、必然的にリボ払いを選ばざるを得ませんでした。

そして、返済のために銀座でホステスとして働くことになりました。

(どうしてホステスを選んだかはこちらに書いてます)

 

自分のしてしまったことの後始末ですから、最後まで責任を持って返していかないといけませんね。


こんな大バカ者の失敗話を最後まで読んでくださって、ありがとうございました!

 

おしまい。

 

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