真夜中「第二夜 銀座編」(フジテレビ)2017年4月23日放送/指原莉乃が銀座の高級クラブに潜入!
もち乃です。
先週から始まったフジテレビの新番組「真夜中」。
HKT48の指原莉乃さんとリリーフランキーさんが夜の街に繰り出して“真夜中の生態”を探っていくという内容みたいです。
今回はピエール瀧さんも一緒でした。
第2回の今回は3人が銀座の高級クラブに潜入するということで、いちおう銀座の片隅でホステスやってる身としては見ないわけにいかないですよね。
勉強させていただきまーす!
銀座の高級クラブに潜入!
潜入していたのは、高級会員制クラブ「ブレア」というお店。
なんか聞いたことはあるような、ないような…。
私は全然どっぷり銀座に浸かっているとかじゃないのでほとんど店を知らないんですが、有名店なのかな?
登場したのは代表(ママ)の唯吹明日香さん。
わ、若い! 31歳だって…。
キャバクラじゃないんだよね?
うちの店のママなんて私の母親くらいの年代なんですけど…。
明日香ママいわく、「銀座では20代のママも多い」んだそうです。
すごいなー、私と同年代なんですけど“のぼりつめた感”がハンパない!
ママって何?
ここで指原さんから質問がありました。
「店長とママって違うんですか? ママって何?」
あー確かに言葉は聞いたことはあっても分からないかもしれないですね。
それに対しての返答が、これ。
「店長はスタッフの男性で、ママはホステスで売上げを上げて行って最終的になることのできる役職なんです」
ん? とはいえ、No.1(ナンバーワン)=ママというわけではないんですよね?
テロップに「代表」って出てたから、女の子の一番上というだけじゃなくて店のトップでもあるんだろうし。
こういう大きい店だとオーナーは別でいるでしょうから、雇われ社長的なポジションなのかなぁ。
私のいるような小さな店だとママがオーナーだったりするので、それとはちょっと感覚が違うんでしょうね。
AKBグループで言うところの「秋元康」みたいなポジションだね、とピエールさん。
明日香ママは28歳でママになったそうですよ。
できる女!
さっしーはNo.1タイプではない?
まずはシャンパンで乾杯。
明日香ママにさりげなく「ご無沙汰してます」って言ってたリリーさん。
お知り合いなんですね。
今回の撮影もそのつながりでこのお店になったのかな~。
指原「私、よく『(ホステスだったら)No.1にはなれないけど、誕生日に一番人を集められるタイプ』って言われる」
総選挙1位なのに?
(今年はどうでしょうね~)
まぁ私はナンバー制の店で働いたことないので順位についてはよくわからないですけど、ホステスとアイドルはやっぱり違うのかな。
(人気と売上げをめぐって競争するという点ではかなり違い気がするんですが)
No.1ホステスについては以前に書いているので、よかったらそちらもどうぞ。
◆とびぬけた美人はホステス・キャバ嬢でNo.1にはなれない? 現役キャバ嬢から聞いた話 - 銀座ホステスの借金返済ブログ
銀座ホステスの教養
新たにお姉さん2人が加わり、次の話題へ。
「銀座の女性は話題が豊富じゃないといけないので、色々と勉強している」話です。
ピエール「大企業の社長さんとかすごい偉い方が来るだろうしね」
確かに来るけど、下ネタで盛り上がるとか過去の武勇伝聞かされるとかがメインですよー。
まじめな仕事の話をする時はお客さん同士でしちゃうので、ホステスは入ることないですし。
リリー「(指原さんの)『あんまり何も知らないし、男の人も好きじゃない』でいいのは最初だけで、後が続かないと思う」
これはそうでしょうね~。
お客様に寄り添わないとはじまらないですから。
指原さんの気を使いすぎず、でも感じ悪くならずにものを言える能力はすごいと思いますけどね。
ピエール「人によっては日経新聞読んでる人もいるでしょ?」
出た!
やっぱり銀座ホステスといえば日経新聞ですか。
◆銀座のホステスは日経新聞を購読するべきか? 本当に読んでるの? - 銀座ホステスの借金返済ブログ
でも、いわゆる高級クラブの専業ホステスさんはしっかり努力してるんでしょうね~。
私のような腰かけはテレビとネットの情報収集で十分ですが。
ピエールさんの一撃
話は変わって、リリーさんがママに「さっしーがホステスの面接に来たらどんなアドバイスをする?」と質問。
ママ「話しやすくてフランクなところがすごくいいと思うし、お客様の懐に入るのもすごく上手だと思うけど、口説かれなさそうな気がする」
リリー「指原から営業メールが来ても『営業』って丸出しのが来そう」
ピエール「でもお店にそういう子ひとりいると便利は便利じゃないですか?」
どうしたら指原さんが口説かれるようになるかみんな口々に勝手なこと言ってるし…。
こればっかりはキャラクターもありますからねー。
口説かれたら口説かれたでめんどくさいし。
で、ピエールさんがホステスさんの1人(澪さん)を引き合いに出したんですけど、これにはうわーってなりました。
「あっちの子(澪さん)なんて付いてから一言もしゃべってないけど、気になってしょうがないもん」
あーいたたたたた!
きつい!
自分に言われたわけじゃないのに死にそう…。
たぶんこれ、ピエールさん的には褒めてるつもりなのかもしれないけど、ホステスとしてはめっちゃ痛いです。
「黙ってるだけで存在感がある」って意味だったのかもですが、「付いてから一言もしゃべってない」って!!!
イコール「仕事してない」ってことですからね。
確かに事実ではあっても、はっきり言葉にして指摘されると超ツラいです。
しかもママの前で…とほほ。
ダメ出しでわざと言ってやったとかなら愛のムチにはなりますが、気を使って話を振ってくれようとして悪気ない方とかもいるので…。
そうやって鍛えられて仕事を覚えていくんですけどねぇ…。
私も前にこんな記事を書きました。
◆話の聞けないホステスと話ができないホステス - 銀座ホステスの借金返済ブログ
さっしーの個性が強烈
「ホステスは面白いところとまじめな話ができるところと両方ないとお客様に飽きられちゃう」というママ。
それを聞いた指原さんは「まじめな話をしようとしても笑っちゃってできない」って、小学生男子か!
さらに「バーに誘ってくる男なんて嫌い」「バーから出たところでキスとかされそうになるとか気持ち悪い」という指原さんにみんなで迫られた時の断り方をレクチャーしてました。
はっきり拒絶すると男の人も傷ついちゃうので、ジョークにするなどうまいことかわす必要がある、とか。
まぁ、そういう商売ですからねー。
さらに指原さんは「お酒を飲む男の人はチャラそうだからイヤ」で「ヒモみたいに家にずっといてくれる人がいい」んだそう。
でも「自分は下品にお酒飲みたい」のかー。
おもしろい子ですね。
ホステス的な役割の話に戻ると、「自分は美人のポジションではないことが分かってるから、盛り上げ役としておもしろ担当に回ってしまう」と説明。
それを聞いた薫さんというホステスさんが、「でもそういう人って2人きりになった時ギャップがありそうで気になりますけどね」とフォローするも、リリーさんに「指原は2人きりになっても歯磨いてないとキスできないから」と言われる始末。
自分のこだわりがすごい!
もうここまできたらそのまま貫いた方がいい気がします。
タレントとしても成功しているわけだし。
さっしーの将来の夢
指原さんは今の仕事でも困っていることがあるようで。
「演技が恥ずかしくてできない」そう。
さっきのまじめな話ができない件と言い、自分を客観視しちゃうんですかね。
アイドルかタレントとしての仕事をしていたいけど、演技もできるようにならなきゃいけないのかなーと思いつつ、20代後半になったら自分の店を持ってスナックをやりたいんだそうです。
「そうなったらフォーチュンクッキー死ぬほど歌うでしょうね」
うん、ノイローゼになりそう…。
次回はアフター?
「真夜中」第2回放送、堪能いたしました。
私にとっては、まず高級クラブの様子がちょっと覗き見られたのがよかったです。
やーそれにしてもさっしーは面白いし、男性陣も穏やかで優しいし、こんな場はホステスにとって仕事じゃないですよ!
(基本的に女性客連れのお客様に付くのは楽です。営業かけられないけど)
テレビ入ってるからだいぶお上品な時間でしたね。
いい大人の方は分かってらっしゃるでしょうが、これでお金もらえる仕事だと思ったら大間違いです。
ともかくそんなこんなで楽しく夜が更けていき、ママたちホステスさんを連れてアフターになだれ込むご一行様なのでした。
次回はアフターの様子が見られるのかな?
引き続きチェックしたいと思います。
(ひとまず)おしまい。