ハッピーバレンタイン! ホステスですが義理チョコ反対派です!
もち乃です。
今日はバレンタインデーですね!
元気よく言ってみましたが、私は特に何もしませーん。
男性にチョコレートを渡すイベントとしてはバレンタインは小中学生のものかなって思ってるので、もうすっかり大人になった今となってはまるでやる気が起きなくて。
カップルでも彼氏にチョコあげるっていまいち盛り上がりに欠けませんか?
なんか惰性でこなしてる感が出ちゃうっていうか。
良くてせいぜい付き合いだして1回目までですかね。
やっぱり片想いしている相手に気持ちを伝える! っていうピュアなドキドキ感があってこそのバレンタインだと思うんですよ。
最近は友チョコとかご褒美チョコとか色々ありますが、私はチョコ好きなので借金を返し終わったら自分用にいいチョコを買いたいなっていう密かな願望はあったりします。
へなちょこホステスのバレンタイン
殿方を相手にお仕事をしているホステスとしては、バレンタインデーってけっこう大きなイベントっぽい感じがしなくもないですが、私個人に関して言えば特に普段と変わらないのが実情です。
お店からは昨日とかもお客様にチョコ渡したりしてましたけど、女の子は特に何もしていない…。
お店としても季節のイベントごととしてはクリスマスとかハロウィンとか夏の浴衣祭りなんかの方がもっと大々的にやります。
女の子にも衣装の指定(クリスマス・ハロウィンのコスチュームや浴衣)があったり、お客様への告知をするように指示が出たりしますし。
それに比べたらバレンタインって水商売的にはあんまり重要視されてないイベントなんですね。
まぁチョコ渡すだけでパーティー感とかないからやりずらいと言えばやりずらいか。
衣装も特にこれといってないし。
とは言え、これは私が『ヘルプ』と呼ばれるお手伝い的な役割のホステスだからなんです。
バレンタインにがんばるホステス
私のようにバレンタインが関係ないなんて言っているホステスばかりじゃありません。
私の友人にバリバリのナンバー制で売上げを競っているキャバ嬢がいますが、自分のお客様を持っていると常にあの手この手でアピールし続ける必要があります。
バレンタインの場合は「チョコ渡したいからお店来てね♪」ってやるわけです。
で、そのチョコは自腹でお客様の数だけ用意しなければいけません!
だからバレンタイン前にはデパ地下で大量のチョコを買うことになります。
一度それに付き合ったことありますが、ほんと壮絶でした。
売り場もめちゃくちゃ混んでるし、汗だくでかさばる紙袋をたくさん下げて…。
それだけのリターンを見込んで投資してるってことですかね。
(この場合のリターンとはホワイトデーのお返しではなく、お店でお金を使ってもらうことであり、お客様とのつながりを強くすることです)
売上げだろうがヘルプだろうが、ホステスって税法上は個人事業主ということになるんですけど、こういうところはほんと自営業者だなって感じがします。
昼の会社のバレンタイン
まぁそれを考えると、自分のお給料に反映されることもないのに自腹でチョコ用意しなきゃいけないOLさんたちの方がやってられないですよね…。
私は会社員時代すごく気を使う割に、意味が感じられなくてイヤでした。
渡す方ももらう方もそれこそ惰性でこなしてる感がありありで、別にチョコ渡すことで職場の人間関係が良好になるとも思えないし。
「この努力、ムダじゃない?」ってのがモヤモヤするんです。
最近は義理チョコ禁止のオフィスも増えてるみたいですから、みんな止めたら楽になっていいと思います。
そんなところに神経とお金を使うんだったら、その分業務に集中した方がよっぽど生産的です。
男性も結局ホワイトデーにお返ししなきゃいけないから、なくなった方が助かりません?
ちなみに、チョコもらっといてホワイトデーにお返ししないって、女性社員からの評価が一発で最低に下がるから超危険行為です!
「別にチョコくれって頼んでない」は通用しないので理不尽極まりないですよね。
でもオフィスでチョコ禁止になれば、そんな問題も起こりませんよ!
まさに女性社員も男性社員もwin-winですね。
チョコレート業界だけが負けちゃいますが、そこはビジネスなので時代の潮流に合わせてなんとか乗り切ってもらうということで。
(むしろこんな悪習を広めたチョコレート業界の罪は重いと思っています)
ホステスのくせに会社員の方々のバレンタインにまで熱弁ふるっちゃいました…。
失礼しました。
チョコ大好き!
なんだかんだ言いましたが、私はチョコレートが大好きなんです。
だから本当に好きで食べたい人が食べればそれでいいんじゃないかなって思ってます。
さーて、今日もがんばって出勤しよ~。
おしまい。