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ホステス・キャバ嬢のお給料事情(その他の項目編) 女の子の収入は時給だけでは決まらないんです!

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もち乃です。

 

前回に引き続き、ホステス・キャバ嬢のお給料について書きますね。

 

ホステス・キャバ嬢のお給料事情(基本給編) 気になる水商売の女の子の収入はこんな風に決まっています - 銀座ホステスの借金返済ブログ

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ベースは上の記事に書いた通り、2つの形式のどちらかを元にして決まります。

それに色々な要素が加わったり引かれたりして、最終的な支給金額が確定するわけです。

今回はその「色々な要素」の部分についてです。

基本給に足されるもの

ポイント

売上げバック

担当(係)のお客様が支払った金額の何割かが支払われます。

これはそういう契約にしている場合で、時給に反映されるだけということも。

割合はお店や女の子ごとに違います。
 

ボトルバック
ドリンクバック

ボトルやワイン・シャンパン、女の子の飲み物をもらった時にその値段の何割かが支払われます。

割合はお店や女の子ごとに違います。
 

同伴手当

お客様と同伴で出勤した時につきます。

同伴の時は通常の出勤時間より少し遅くなってしまうことが多いので、勤務できなかった時間分の補てん程度で正直なところあんまりありがたみはないです…。
 

指名料

キャバクラなど指名制のお店で、お客様に指名された時につきます。

来店ポイント

自分の呼んだお客様が来店した時につきます。

基本給から引かれるもの

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ペナルティ(罰金)

このルールはかなり有名ですよね。

基本的には遅刻・当日欠勤・無断欠勤など、出勤に問題がある場合に発生します。

これは真面目に勤務していればあんまり影響ないはず。

当日欠勤なんかも理解のあるまともな店なら、病欠できちんと連絡すればペナルティがつかないこともありますし。

見ているとかなりだらしない働き方をする方が結構いるので、それでこんなルールができたのかとちょっと納得…。
 

それよりも大変なのは売上げで働いている方のノルマにかかるペナルティの方だと思います。

こっちはちゃんと出勤していれば達成できるわけでもないので。

とはいっても私はノルマのある店で働いたことないので、その辺の苦労はよく分からないんですけども…。
 

何にしても、仕事に問題があれば即お給料に反映されちゃうっていうのはなかなかシビアな世界ではあります。

きつい店だとなんだかんだ色々とペナルティで引かれて、ほんの少ししかもらえない…なんてこともあるみたいですね。

昼の仕事でお給料減らされるってありえないですよね~。
 

天引き

ヘアメイク代

お店が用意したプロにやってもらうのが必須のところは、ヘアメイク代が引かれたりすることも。

天引きじゃないこともありますが、どちらにしても女性が自腹で負担することになります。

私のお店は自分でやればよいのでお財布に優しいです。
 

衣装レンタル代

お店の服(ドレス)を借りて着る場合に発生するところもあるみたいです。

これもうちの店はないですね。
 

ロッカー代

ロッカー使うのにお金取るとかだいぶがめついですね…。

小さいお店だと更衣室がないところもあるし、着替えスペースはあってもロッカーはないところも多いので、これを取るのは割と大きな店に限られるとは思いますが。

私の店はロッカーがないどころか、トイレで着替えてます☆

 

送迎代

帰りが終電後になる店では女の子を送る車が用意されてたりします。

無料の店もありますが、料金がかかるところも。

それでもタクシーで帰るより安いので、近くに住んでいない子は利用して帰宅するそう。

何人か乗って順番に家を回るので、最後になるとけっこう時間がかかってしまうこともあるみたいです。
 

私は基本的に終電で帰るのと、それ以外はアフターでお客様と一緒なのでタクシー代をいただいたり送っていただいたりするので必要ありませんが…。

お店の営業が24時までなので、そういうシステム自体がないですね。
 

厚生費

これです! 夜の世界のナゾの費用…。

これはなかなかグレーなにおいがするジャンルって気がします。
 

厚生費、大抵の店は取っていると思うんですよね~。

いったい何なんでしょう?

企業が従業員の慰安や労働環境のために支出する費用のこと。 


そうそう、私が思っている厚生費ってこういうことなんですよ。

「福利厚生」の厚生ですよね。
 

でも、水商売の厚生費って全然ちがう!

だってそもそも従業員の給料から徴収してる時点でおかしいですよね。

私は不動産業界でいう敷金・礼金みたいな「みんな取ってるし、ずっとそうだから」ってだけでやっている正当な理由のない費用なんじゃないかと踏んでます。

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この何のために取っているんだかさっぱり分からない厚生費、給与全体の20%も取られるなんて店もあるんです。

 

何を隠そう、私が前にちょっといた店がそうだったので間違いないです。

面接の時、ママから「求人に掲載されていた時給から厚生費で20%引くのでこの額ですね~」とサラッと言われました。

金額がだいぶ減ったからびっくりして「えっ」ってなったら、ママの目つきが変わって「いやこういうもんだから」と有無を言わさない感じですごまれて(元ヤンぽい人だった)、私もすぐにお金が必要だったしよく知らない世界だったせいもあってモヤモヤしながらも働き始めてしまったのでした。

先ほど天引きのところで書いたヘアメイク代や送迎代などをまとめて厚生費に入れている店もあるみたいですが、ヘアメイクも衣装も自前だしロッカーも送迎もない店でしたからそれもないはず…。

完全に求人の掲載は厚生費込みの高い時給にしておいて人を集めるっていうやり口だと思います。

(求人には厚生費のことなんて書いてありませんでした)

はじめからそんな調子でしたから、他にも色々どうかな~って思うことが続いて、結局すぐに店を移っちゃいましたけどね。
 

今の店は月額数千円で固定なので、割合で言うと給与の2%もないくらいです。

(出勤が少なくて給料の総額が少ない子とかはもう少しパーセンテージが高くなりますが)

源泉徴収

夜のお店も昼の会社と同じように所得税をお店が天引きします。

税率や計算方法はホステス独自のものなので、詳しくはこちらの記事をどうぞ。

ホステス・キャバ嬢の源泉徴収 お給料から引かれている税金の計算方法、知ってますか? - 銀座ホステスの借金返済ブログ

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おわりに

「その他」と言いながら、実際に出してみたらこっちの要素がものすごく大量でした!
 

一般的にこの世界でよくあるものを上げてみたのですが、システムはお店によってそれぞれちょっとずつ違います。

同伴手当でも値段が違うとか、ペナルティがどういうことで発生するかとか。

働く店を選ぶのにそういうところをちゃんと確認して選ぶのって大切だな、と自分の経験から思います。
 

さて、これでやっと全て出し切ったかというとそんなことありません。

水商売のお給料は支払いに関しても独特なので、次回はそれについて書きますね。

 

つづく。

 

ホステス・キャバ嬢のお給料事情(もらい方編)お水の給料は現金手渡しが基本です - 銀座ホステスの借金返済ブログ

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