リボ払いの金利手数料の計算方法は2種類のタイプあり! 順調に支払っていても手数料は月によって増えることもあります
もち乃です。
先日クレジットカードの支払い報告の記事を書いていて、金利手数料(利息)の金額が前の月より増えていることに気付いた私。
三菱東京UFJ-VISAカードの手数料
2017年1月支払い分 11,364円
2017年2月支払い分 11,718円 ←2月の方が多い
返済しかしていないカードなので利用残高は毎月減っているのに、手数料は増えている…!
なぜ?
よし、いっちょ調べましょう。
リボ払いの金利手数料の計算式
リボ払いの利息は以下の式で算出します。
日割(1日単位)
計算期間の途中に前回の支払い日がありそこで残高などが変わるため、支払い日前と後の2つの期間に分けて計算する
①前回支払日までの利用残高×手数料率÷365日×支払い日までの日数
②前回支払日後の利用残高×手数料率÷365日×支払い日翌日から締め日までの日数
※うるう年は366日計算になることが多い
月利(月単位)
利用残高×手数料率÷12
計算は簡単でいいですが、日割より金額は多くなります。
問題の金利手数料を計算してみる
では、上の式で三菱東京UFJ-VISAカードの手数料を確認してみます。
日割タイプで手数料率は14.5%です。
2017年1月10日支払い分
計算期間30日(2016年11月16日~12月15日)
利用残高952,000円(12月10日まで954,000円)
①2016年11月16日~12月10日
954,000×0.145÷365×25=9,474
②2016年12月11日~12月15日
952,000×0.145÷365×5=1,890
①+②=11,364
2017年2月10日支払い分
計算期間31日(2016年12月16日~2017年1月15日)
利用残高950,000円(1月10日まで952,000円)
①2016年12月16日~2017年1月10日
952,000×0.145÷365×26=9,832
②2016年12月11日~12月15日
950,000×0.145÷365×5=1,886
①+②=11,718
はい、御明算!
請求額とぴったり同じでした。
2016年はうるう年だったのに365日計算になってるのが腑に落ちませんが…。
(366日にしないとちょっとですが手数料金額が多くなります)
dカードも計算してみましたが、同じく合ってました。
1月より2月の手数料が多かった理由
三菱東京UFJ-VISAカードの手数料が日割計算で、2月の方が計算日数が1日多かったからでした!
めちゃくちゃ単純で考えてみたら分かりそうなもんですが、なんとなく
1月支払い分=前年12月利用
2月支払い分=1月利用
みたいなイメージがあって「12月も1月も日数は同じなのになんで!?」ってなっちゃったんですよね~。
月の真ん中に締め日があるクレジットカードもあることを忘れてました…。
さらなる疑問が
でも、同じ今月の支払いでもセゾンカードは手数料もちゃんと減っていたんですよ。
げっ、またよく分からない状況が出てくるの!
と思ったら、セゾンカードは金利手数料の計算が月利の方だったので、各月の日数の違いは関係ないのでした。
なーんだ。
まとめ
というわけで、リボ払いは月によって金利手数料(利息)の金額が増減する場合があるってお話でした。
金利の計算って初めてしましたけど、いい経験になりました。
自分の払っているお金の詳細をきちんと知っておくって大事かもしれないですね。
おしまい。