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440万円の借金返済と夜のお仕事について

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クレジットカードのリボ払いは仕組みを知らずに使っちゃダメ! カードは一括払いができる分だけ利用しましょう

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もち乃です。
 

「リボは怖いもの」「リボ払いは損になる」って聞いたことありませんか?

気軽にリボ払いを利用して、支払いに苦労することになってしまうなんて方もいます。
 

でもリボ払いって一体どういうものなのか、よく知らない方もいますよね。
 

リボ払いをがっつり利用中の私が、その仕組みや注意点などについてまとめました。

ぜひ読んでいただいて、知らずに使いすぎたりすることのないよう役立ててください。
 

リボ払いの仕組み

リボ払いとは

リボ払いは正式には「リボルビング払い」といいます。
 

クレジットカードを使った分(利用残高)を支払う方法のひとつです。

利用残高の中から毎月決まった金額と手数料を支払っていくスタイルです。

毎月3,000円とか1万円とかをコツコツ返済し続ける感じになります。
 

「決まった金額」の決め方

毎月支払っていく金額は、各クレジットカード会社によって決められた最低額かそれ以上で利用者が設定できます。

しばらく支払ってから途中で変更することも可能です。
 

私は持っているクレジットカード6枚大体限度額まで使ってしまっていて返済中で、全て選択できる最低金額を設定していますが、一番低い支払い額は2,000円※手数料別(三菱東京UFJ-VISAカード)です。

あとは大体1万円というのが多いかな。
 

利用残高が少なければ、数千円から選べるのが一般的だと思います。
 

手数料って何だ


手数料って言っても「ATM利用手数料 1回108円」みたいなのとは全然違います。

要はまだ支払っていない利用残高にかかる利息です。
 

なんでしょうか、「利息」って言わないことで借金っぽさをごまかそうとする言葉のマジックですかね。

あくまで「便利なサービスを利用するために払っている」みたいな気分に…なっちゃダメですよ!
 

何と呼ぼうが、支払い終わらない限りはずっと発生し続ける利息ですからね。
 

手数料率は15%のところが多いです。

キャッシングの年利は18%が相場なので、それよりは少し低いですね。

手数料の金額は以下の計算式で出せます。

利用残高×手数料率÷365日×日数

(例)利用残高:10万円、手数料率:15%、支払いまでの日数30日の場合 100,000×0.15÷365×30=1,232円
 

「定額+手数料」か「手数料込みの定額」か


月々決まった額を支払っていくリボ払いの支払額は、詳しく分けると2つのタイプがあります。
 

  • 元金定額

   一定の支払い額と手数料(例:元金1万円+利用残高に応じた手数料)

  • 元利定額

   月々の支払い額と手数料を合わせた金額が一定(例:元金+利用残高で1万円)

 

クレジットカード会社は勧めてくる

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クレジットカードを利用していると、カード会社からリボ払いの案内がやたらと来ませんか?

私も6枚使ってるので、各社がめちゃくちゃ激押ししてきます。

手数料(利息)が入ってくるからそれだけ儲かるんでしょうね~。

「月々の支払いを一定に抑えられます」

どの会社も判で押したようにこの文句を使ってますけど、これってまたもや言葉のマジックですよね?

なんかさも「支払いが楽になります」みたいな印象を受けそうになりますが、ご承知の通り、利息の分だけ支払い総額は多くなります。

しかも毎月の支払い額を低く設定すればするほど、最終的に支払う利息の合計も増えることになる。

カード会社としてはおいしい制度ですけど、利用者側には料金払って支払いを待ってもらうってだけのことで得でもなんでもないので、勘違いしないように注意が必要です。
 

ポイントが多く付く

「リボ払いにすればポイント〇倍!」も惑わされがちな誘い文句。

大抵は条件が「利用額△万円以上」とかで、もらえるポイントより支払うことになる手数料(利息)の方が多くなる(良くてプラマイゼロ)ようになっているので、本当にお得かどうかよく考えた方がいいですね。
 

あとからリボ

クレジットカードの使用時に指定しなくても、支払いまでの間にインターネットでリボ払いに変更できるサービス。

利用分1件ごとに選んで変えられたりします。

「今月は利用額が多くなって支払いが厳しい!」なんて時に
 

自動リボ

クレジットカードの使用時にいちいち指定しなくても、利用分すべてが勝手にリボ払いになる恐ろしいシステム。

そもそも一括払いでは使えないリボ払い専用のクレジットカードなんてのも存在します…。

設定した支払い額以上にカードを使っても毎月の請求額が変わらないため、使いすぎに気付きにくいというリスクがあります。

注意しなければならない点

よくリボ払いの解説サイトで「完済までにこんなにたくさんの手数料を支払うことになるからムダ!」とか書いてあったりしますが、借金しているんだから利息(手数料)を取られるのは当たり前です。
 

問題は「手数料がムダかどうか」ではなく、「毎月の支払額が一定に抑えられている状態に慣れてしまうこと」にあります。

毎月自分がクレジットカードでいくら使ったか、現在リボ残高がどれくらいになっているかをきちんと把握していればいいですが、利用明細書ってあんまりしっかり見てなかったりしますよね。

見るとしたら請求額の部分だと思いますが、リボ払いの場合そこが毎月変わらないので、リボ残高の欄をチェックしないでどんどんクレジットカードを使い続けると、気が付いたら限度額まで使ってしまっているなんて状態にもなりかねません。
 

先ほど挙げた「自動リボ」なんて使ってしまったら、それこそ全く意識しないうちにリボ残高がどんどん詰みあがる環境が出来上がってしまうのですごく危険です。
 

クレジットカードの賢い使い方

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基本は一括払いで

基本的には「いま支払うことの出来ない買い物はいますべきでない」というのが家計管理の鉄則だと思います。

クレジットカードでの買い物は、一括払いで支払うことのできる分しかしないというスタンスでいるのが大抵の人には一番じゃないかと。

一括払いなら手数料(利息)も掛からないですしね。
 

リボ払いって「一時的に手持ちの現金がさみしい時にちょっと利用すると便利」みたいに思っちゃいがちかもしれません。

でも実際に一度使ってしまうとハードルが下がって、そんなに緊急じゃなくてもちょこちょこ使うようになってしまったりする。

そのうちリボ頼みの感覚が染み付いて、支払いの根拠もないのに無理めの金額をカードで切るなんてところまでいくことも。

リスクのあるものを「本当に必要な時だけうまく使う」って多くの普通の人にとってはすごく難しいことなんだと思います。
 

一括払いでさえも、「いま銀行口座に残高はないけど、支払い日までには入金の予定があるから買っちゃう」みたいな自転車操業的な使い方はけっこう危険です。

それで何とかなることもあるでしょうけど、続けていると思わぬ想定外のトラブルがあって対処できずに支払いができなくなってしまう…なんてことも起こり得ます。

あくまで「口座からいちいち現金をおろしてくる手間をかけないで支払う」ために使うのが理想的。
 

そう考えると、リボ払いをしてまで買わなければならないものってほとんどないんじゃないでしょうかね。

「リボ払いでしか買えないもの」は本当は「買えないもの」なんです、きっと。(なんか精神論的な臭いがしはじめた…)
 

リボ払い残高への対処

そうはいってもすでにリボ払いを利用してしまって、残高がある方もいらっしゃるでしょう。
 

利用残高を少しずつ払っていけるというのがリボ払いの特徴ではありますが、あくまで利息の発生する借金なので、返せるのならば早く返すに越したことはありません。

だらだらと支払いを続けず、払える分はどんどん支払ってしまうのが得策です。
 

どこのカード会社も臨時の全額・増額支払いに対応していて、支払い日以外にATMでの支払いに対応しているところも多くあります。
 

会社員の方はボーナスなどのまとまった収入があるタイミングが一気に完済、もしくは残高を一気に減らせるチャンスです。
残高が減らせれば利息も少なくなるので、その後の返済も楽になりますよ。
 

おわりに


ここまで偉そうに色々書いてきましたが、何を隠そう私もリボ払いで440万円を返済中の身でございます…。

なぜそこまで分かっててリボ払いを続けているんだよって思われる向きもあるかもしれませんが、

 

もうリボ払いでしか返せない状況なんです!!!
むしろリボでも毎月カツカツなくらいですよ!

 

ほんとFXでクレジットカード入金なんてするもんじゃないですね…。

借金を作った経緯はこちらの3部作(長い…)をご覧くださいませ。

 
そして支払いで首がまわらない私が言うんだから間違いありません。
 

みんな、リボ払いなんかしないでクレジットカードは一括払いを選ぶんだよー!

 

おしまい。

 

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