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青色申告承認申請書の書き方・出し方 年間65万円の特別控除が受けられます!

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もち乃です。

 

個人事業主が青色申告で年間65万円の特別控除を受けるためには、事前の届け出が必要です。

 

既に開業の届け出をしてこれまで白色申告だった方は、「青色申告承認申請書」を提出することで申請できます。

まだ開業の届け出をしていなければ、「青色申告承認申請書」と一緒に「開業届出書」も提出します。

(「開業」していないと青色申告できません!)

 

「開業届出書」についてはこちらの記事に書きました。

www.shakkinhostess.com

 

では、「青色申告承認申請書」についてご説明しますね。

 

いつまでに出せばいいの?


「開業届出書」は割とゆるい感じですが、こっちは気にしておいた方がいいです。

 

「青色申告承認申請書」は、青色申告として承認を受けたい年の3月15日までに提出することとされています。

基本的に開業日から2ヶ月以内に出すというルールがベースにあるので開業したらすぐに申請しなければならないのですが、急いで出しても3月16日以降に提出した場合はその年の分は青色申告にはできないんです。

例えば、1月16日に開業して3月16日に提出したら2ヶ月以内ではありますが、3月15日を過ぎているので青色申告できるのは翌年分からになってしまいます。

 

その年の分を青色申告したいなら、3月15日に間に合うように提出しましょう!

申請書類はどれを使うの?


申請書のフォーマットは国税庁のホームページにあります。

[手続名]所得税の青色申告承認申請手続|申告所得税関係|国税庁


このページの[申請書様式・記載要領]のところに「所得税の青色申告承認申請書」というPDFファイルがあって、開くとそのまま必要事項を入力してプリントアウトできますよ。

 

税務署にも置いてあるので、手書きでよければそちらも使えます。

 

提出用と控えの2部用意する決まりのようなので、注意しましょう。

(控えは提出時に確認印を押して返してもらえます)

「青色申告承認申請書」の書き方

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①税務署名と提出日

お住まいの管轄の税務署名と提出日の日付を記入します。

②納税地

自宅で仕事をしている場合は自分の住所です。

事務所を借りていれば事務所の住所を書いて、下の欄に自宅の住所を記入します。

③氏名・生年月日

印鑑を押すのを忘れずに!
 

④職業・屋号

「開業届」の方に詳しく書きましたが、自分で考えて分かりやすい名称を記入しなければなりません。

屋号はなくても大丈夫です。
 

⑤青色申告で確定申告を始める年

3月15日までの申請なら提出する年、3月16日以降の場合は翌年の分からできるようになるので、その年を記入します。

(私は平成29年3月13日の申請だったので「平成29年」でした)
 

⑥事業所又は所得の基因となる資産の名称及びその所在地

自宅や事務所のみの場合は、名称なしで所在地のみ記入します。

複数の事務所などがある場合は、それぞれ分かるように記入してください。
 

⑦所得の種類

「事業所得」に〇をします。
 

⑧いままでに青色申告承認の取消しを受けたこと又は取りやめをしたことの有無

初めての申請であれば「(2)無」に〇をします。

過去に承認を受けたことがあれば「(1)有」に〇と日付を記入してください。
 

⑨本年1月16日以後新たに業務を開始した場合、その開始した年月日

開業日を記入します。

(申請は業務開始日から2ヶ月以内にしなければならないので、記入できるのは提出日の2ヶ月前以降の日付になりますね)
 

⑩相続による事業承継の有無

どちらかに〇をします。
 

⑪その他参考事項

(1)簿記方式

年間65万円の特別控除を受けるためには「複式簿記」に〇をしましょう!

「簡易簿記」だと控除額が年間10万円になってしまいます。

 

複式簿記は簡易簿記より会計の管理が難しくなりますが、今は便利な会計ソフトもあるので個人事業を始めたばかりの規模であれば自力で処理できるんじゃないでしょうか。

(2)備付帳簿名

まだ何もやったことないのにどの書類を出せばいいかなんて分かりませんよね~?

事業内容によって違うせいもありますが、ネットに上げている方々もどれに〇をしたかがてんでバラバラ…。

しかもここで選んだものを必ず提出しなければならないわけではないそうです。

…この欄、必要?

 

私は一応「総勘定元帳」と「仕訳帳」に〇をしました。

実際には他にも必要かもしれませんが、確定申告で書類がちゃんと揃っていれば問題ありません!

いざ、提出!

あとは管轄の税務署に提出するだけです。

「開業届出書」を出していない方は一緒に提出しましょうね。

※その場合はマイナンバーの記載があるので本人確認書類の提示(写しの添付)をお忘れなく!

 

提出方法は2通りあります。

  • 持参する
  • 送付する


確認印を押した控えを返してもらって、申請完了です。

 

書類記入で多少迷うこともありますが、手続き自体は簡単なので臆せずやってみてくださいね。

 

おしまい。

 

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